25日勉強会報告

こんにちは、みるきぃです。

S、O、私の3名の参加となり、今回はSが発表した「超宗教」、Oが発表した「教育」について意見交換を行いました。

はじめにOが「教育」について発表し、宇沢弘文氏の定義である社会的共通資本としての教育や、レールム・ノヴァルム(ローマ法王が公に見解を発表する文書(回勅)の一つ)と社会的共通資本などの概念を用いつつ、大阪府知事市長選挙に対する「リーダシップと民主主義について」の話があった。

私はOが以前ブログに記述していた、「あらゆる権力は必ず腐敗する」という言葉を思い起こし、現在の権力構造が良くも悪くもなんらかの結果をもたらし、それによる変化を受容れざるを得ない状況にあるではないかと言うことが感じられた。

次にSが「超宗教」について発表し、「群盲撫象」という個々が見ている価値観を広げるような言葉を導入にして、あらゆる宗教の平和観を尊重し垣根を越えた世界平和に貢献しているUPF(宇宙平和連合)という活動体に触れた。

「群盲撫象」と言う言葉は初耳だったが、自分に見えている世界や価値観は「本当に正しいのか」ということを改めて実感させられる言葉であった。

最後に恒例であるいつものお店へ場所を移し、お茶をしながら私は「志」という言葉を提起しS、O、私の志を発表しあった。

私は、S、Oの「志」に触れることができ、自分自身の価値観や行動が自分本位にならないようにしていきたいと思った。

勉強会を通じて、多種多様な立場の人が集まり話しあう中で、それこそ「群盲撫象」であったかのように、自分の価値観は多様な意見にさらされて気付きを得た。また激動の自然・社会環境の時代にあっては権力に限らず、自分の幸せのみを追求するような個人意志も「腐敗」を起こすことを私は自分に戒め、そして誰にでも「腐敗」は起こりえるのだと実感し、危惧した勉強會であった。

通貨や職権では手にすることのできない勉強會の価値は、共有体験した者のみが感じる貴重な体験である。

今回の体験で感じたことは、なんでもない善の行為の一つひとつは、自分自身にとっての価値や意味を感じることは難しいかもしれないが、その善の行為を受けた者たちには、たとえそれが言葉として返ってこなくとも、伝わっているのではないかということであった。